デスクワークの仕事をしている人で、自分の姿勢が気になる人は多いでしょう。デスクワークをしていると、最初は良い姿勢で仕事をしていても、徐々に姿勢が崩れていってしまう経験をしたことがあるでしょう。デスクワークを長時間続けていると、徐々に前傾姿勢になったり、巻き肩になったり、肩コリや猫背・腰痛など身体に多くの悪影響を及ぼします。そのようなデスクワーク中の姿勢を良い状態でキープするのを手助けしてくれるのが、姿勢改善クッションです。この記事を読めば姿勢改善クッションの役割や、使った方が良い人、選び方のポイントまでわかるでしょう。

姿勢改善クッションを使った方が良い人

姿勢改善クッションは、座った際の姿勢をいい姿勢にキープするのをサポートしてくれるクッションです。そのため長時間座りっぱなしの仕事の人や、座っていると腰や肩など身体のどこかに痛みや違和感を覚える人などは、姿勢改善クッションの購入を検討してもいいかもしれません。

とくに長時間座りっぱなしのお仕事の人は、最初は良い姿勢を取れていたとしても徐々に姿勢が崩れていってしまい、1日の終わりには身体のさまざまな場所が凝り固まってしまっていることは珍しくありません。身体の負担を少しでも軽減させるためにも、良い姿勢で座り続けることが非常に重要です。座り仕事で身体に痛みや違和感を覚える人は、姿勢改善クッションを使うことによって痛みや違和感が軽減される可能性があります。

姿勢改善クッションの種類

姿勢改善クッションの1番の目的は良い姿勢の維持です。良い姿勢を維持するために最も重要なのは、座ったときの骨盤の位置です。骨盤の位置が正しい位置にないと、背骨や首の位置も崩れてしまいます。そのため、姿勢改善クッションの大きな役割は骨盤を正しい位置に維持させることです。骨盤の位置も椅子に座るのか、もしくは地面に座るのかなどで変わるため、姿勢改善クッションにもいくつかの種類があります。

椅子用タイプ

デスクワークなど長時間椅子に座る場合には、椅子用の腰痛クッションがおすすめです。クッションの上に座るだけで、正しい姿勢をキープしやすくなります。椅子用タイプは座面中央に空間が空いていたり、後部に向かって傾斜が付いていたりする商品もあります。腰痛の度合いや機能性を考慮して選ぶのがおすすめです。

車用タイプ

車の移動中にも腰に気を使いたいもの。腰痛クッションは車用の商品も多く販売されています。座面よりやや小さめのサイズを選べば、運転中にずれてしまうのを防げるでしょう。運転中に猫背になってしまうと、首から肩や腰にかけて凝りが生じやすくなってしまうため、注意しなくてはいけません。体のこわばりが原因による腰痛に悩まされている方は、首固定タイプのクッションも検討してみましょう。

床置きタイプ

自宅でくつろぎながら腰をケアしたい場合には、床置きタイプの腰痛クッションがおすすめです。下半身全体を支えられるため、リラックスしながらおうち時間を楽しめます。デザインや形のバリエーションが豊富なため、インテリアやリビングの広さに合わせて選べるのがポイントです。

姿勢改善クッションの素材

姿勢改善クッションの素材もさまざまな種類が用意されているので、自分に合った素材を選ぶようにしましょう。

綿・ポリエステル

他の素材と比べて安価なため、リーズナブルな価格帯の腰痛クッションを探す場合におすすめです。ただし、へたりやすいデメリットがあるため、へたってきたと感じたら買い替えを検討する必要があるでしょう。

低反発ウレタン

低反発ウレタンは、弾力性と粘質性を兼ね備えた素材です。体重を乗せるとゆっくりと形状を変化させます。体圧を分散するため、無理な姿勢になりにくいのが大きな特徴です。 価格も比較的安価なものが多く、手頃な価格で購入できます。

高反発ウレタン

低反発ウレタンに比べて硬めで弾力感があるのが特徴です。高反発ウレタンは劣化しにくいメリットがあるため、一度購入すると長く使えます。軽くて扱いやすいため、持ち運びして使いたい方にもおすすめです。

まとめ